親バカエンジニアのナレッジ帳

webのエンジニアをやっており、日頃の開発で詰まったことや書き残しておきたいことを載せています。

SpringBootでThymeleafの変更をビルドや再起動なしで反映させる方法

通常のThymeleafの変更反映

SpringBootでテンプレートエンジンとして使用されるThymeleafですが、デフォルトの設定では変更を反映したい場合はビルドをし直してSpringBootのTomcatを再起動をする必要があります。
1文字変更しただけでもいちいち変更しなければならず、とても面倒な作業です。
しかし、application.ymlもしくはapplication.propertiesにある設定を入れるだけで、再起動が不要になるのです。

application.ymlもしくはapplication.propertiesにprefixの設定を追加

以下のように、application.ymlもしくはapplication.propertiesに以下を追加すれば、Thymeleaf変更後に再起動をする必要はなくなります。
※prefixのパスは例です。それぞれの環境に合わせた静的ファイルのパスを設定してください。

application.ymlの場合
spring
  thymeleaf
    cache=false
    prefix=file:src/main/resources/templates/


application.propertiesの場合
spring.thymeleaf.cache=false
spring.thymeleaf.prefix=file:src/main/resources/templates/



これでいちいちThymeleafを再起動する必要はなくなります。
Thymeleafを使用する場合は必ず入れておきたい設定です。