親バカエンジニアのナレッジ帳

webのエンジニアをやっており、日頃の開発で詰まったことや書き残しておきたいことを載せています。育児のイロハという育児サイト(https://ikujip.jp)の開発も行っているため、その開発で使用されている技術についても掲載しています。

お名前で取得したドメインをさくらのレンタルサーバに向ける設定

お名前.comで取得したドメインをさくらのレンタルサーバへ向けるパターン

アプリケーションの運用にあたって、お名前.comで取得したドメインをさくらのレンタルサーバに向ける場合、大きく分けて2つのパターンがあります。
端的に言えば「ドメインをどのネームサーバに向かせるか」によって手順が異なってきます。

web、メールともにさくらのサーバで完結させるなど、機能によってサーバの振り分けをしない場合は、ネームサーバをさくらのレンタルサーバに向かせてしまって問題ないでしょう。
ただし、webのサーバをさくらのレンタルに、メールを別なサーバ(例えばG Suite)に振り分けるなど機能によって振り分けが発生する場合、ネームサーバはお名前のままにしてIPアドレスだけさくらのレンタルサーバに向かせましょう。
それぞれの手順について順を追って説明します。


ネームサーバをさくらのレンタルサーバに向かせる方法

この方法では、ドメイン名をIPアドレスに変換する名前解決をさくらに委ねることになりますので、お名前.com側ではAレコードの設定などのDNS設定は不要になります。

まずはさくらのサーバ側から見ていきましょう。

管理画面にログインし、左メニューの「ドメイン/SSL設定」をクリックすると以下の画面になるので、「新しいドメインの追加」をクリックしてください。

f:id:tomotomo1129:20180731203935p:plain

次にドメインの追加の方法を選ぶことになりますが、ここでは「5.他社で追加したドメインを移管せずに使う」を選択してください。

f:id:tomotomo1129:20180731203959p:plain

そして以下の画面で追加するドメイン名を入力して「送信する」をクリックしてください。

f:id:tomotomo1129:20180731204024p:plain

これでドメインの追加自体は完了しますが、「詳細設定にすすむ」をクリックすると、追加したドメインでアクセスされた時に、どのフォルダをルートにするのかを設定できます。
以下の例では/htmlをルートにしていますが、自由に設定することが可能です。

f:id:tomotomo1129:20180731204047p:plain

これでさくらのサーバ側で、追加したドメインからアクセスが来た場合の動作について設定ができました。
ただ、あくまでもサーバ側の設定をしただけであり、今度はドメイン側の設定が必要になります。

ドメイン側の設定としては、ネームサーバの設定になります。
以下のようにお名前.comのメニューから「ドメインDNS関連機能設定」、

f:id:tomotomo1129:20180731204117p:plain

「ネームサーバの変更」と進むと、

f:id:tomotomo1129:20180731204134p:plain

以下の画面になるので、該当のドメインをクリックしてからネームサーバを以下に変更してください。

1プライマリネームサーバ ー:ns1.dns.ne.jp
2セカンダリネームサーバ ー:ns2.dns.ne.jp

f:id:tomotomo1129:20180731204159p:plain

これでネームサーバをさくらのレンタルサーバに向かせる場合の設定は完了しました。
反映まで多少時間がかかるので注意してください。


ネームサーバはお名前.comのままにしてIPアドレスだけさくらのレンタルサーバに向かせる方法

この方法では、さくらのレンタルサーバIPアドレスを取得し、お名前.com側ではAレコードの設定をする方法です。
ネームサーバ自体はお名前.comのままなので、MXレコードを設定すればメールサーバは別なサーバを向かせることが可能です。

まずはさくらのレンタルサーバIPアドレスを取得します。
管理画面にログインし、左メニューの「サーバ情報の表示」->「サーバに関する情報」->「IPアドレス」と進むと、IPアドレスが取得できるため、このアドレスを控えてください。

次にお名前.com側ですが、以下のようにお名前.comのメニューから「ドメインDNS関連機能設定」、

f:id:tomotomo1129:20180731204117p:plain

DNSレコード設定を利用する」と進むと

f:id:tomotomo1129:20180731204255p:plain

DNSの設定画面に進みますので、以下のようにAレコードに先ほど取得したIPアドレスを設定してください。
また、デフォルトからネームサーバを変更していなければ意識する必要はないのですが、もしもネームサーバを他のサーバ(例えばさくら)に変更していた場合などは「DNSレコード設定用ネームサーバー変更確認」にチェックを入れて確認画面に進んでください。

f:id:tomotomo1129:20180731204316p:plain

※ちなみにさくらのレンタルサーバの場合、IPアドレスではなくホスト名を取得して、CNAMEで設定することも可能です。
基本的にはAレコードかCNAMEのどちらかで良いのですが、CNAMEの場合はサブドメインを設定しないと追加することができないので注意してください。

これでネームサーバはお名前.comのままにしてIPアドレスだけさくらのレンタルサーバに向かせる場合の設定は完了しました。
反映まで多少時間がかかるので注意してください。

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