WordPressでのGitの導入方法 - 親バカエンジニアのナレッジ帳

Wordpressの管理にはGitを導入せよ！

Gitの便利さを知っているけど、Wordpressにどう適用させたらいいかわからない方々、
単純にWordpressのソース管理に困っている方々。

Wordpressの管理には是非ともGitを使いましょう！
複数人で行うプロジェクトであっても、一人で行っているプロジェクトであってもGitは変更履歴を追えるのでソース管理には絶対有効です！

Wordpressを使用しているのになぜGitを使わない？

そもそもWordpressを使用している中でGitを使わない理由はなんでしょうか。
考えられることとして、

Gitって何？
そもそもGitの使い方がよく分からない
修正する箇所も大掛かりじゃないからGitを使うまでもない
WordPressは環境に依存するファイルがあるから（wp-config.phpとか）あまりGitを使うメリットを感じない
uploads直下の重いファイルとかリポジトリに上げたくない

1や2の方はなんとも言えないですねｗ
先述の通り、Gitはサイト制作を行う上で大変有用なツールです。
今やシステムエンジニアもフロントエンジニアも使っている人が多く、ファイル管理やレビューなどの時間軽減に有効なので、是非とも使い方を調べて使ってみてください。
GithubやBitbucketなど無料でアカウントを作れるサービスもあります。

3の方は軽い開発でなおかつメンテナンスをすることも少ないのであれば不要ですね。
Gitを導入するのも少々時間がかかりますし。
大きな開発の時に使ってみてください。

4や5の方はGitを知っていながら使わないなんてもったいないです。
インフラの知識がある方がいれば、
ローカル環境で変更分をプッシュ → 本番環境で変更分をプル
という流れができ、いちいち重いFTPに接続して更新する作業も省くことができます。
ベストな方法かはわかりませんが、以下のWordPressでのGitを使い方を試してみてください。

Gitはテーマファイルだけに限定

まず、Gitを使用するのはテーマファイルだけに限定しましょう。
wp-config.phpなど、環境によって値が異なるものをGitで連携する必要はありませんし(むしろ複数人で開発をしている場合は連携してはいけません)、uploadsなどの容量が大きいディレクトリを管理するとすぐにリポジトリの容量がいっぱいになってしまいます。
WordPress内の「/wp-content/themes」配下のみをGit管理するだけで、ソース管理はだいぶ楽になります。

テーマファイル以外はAll-in-One WP Migrationで移行

ではテーマファイル以外は、本番に反映する時や他の人が開発する際にどのように使い回せばよいでしょうか？
私は「All-in-One WP Migration」というプラグインをおすすめします。

これはWordPressの環境を他の環境に移行する際に大変便利なプラグインです。
このプラグインでは、データベースやテーマファイル、メディアファイルなどの各タイプのファイルの中で、移行対象外とするファイルのタイプを選ぶことができます。
つまりはテーマファイルだけを移行対象外として、他をそのまま引越しできるのです。